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東京都江東区の歴史
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所在地 東京都江東区富岡1(八幡堀遊歩道)

 新田橋(にったばし)は、大横川(旧大島川)に架かり、江東区木場5丁目から木場6丁目を結ぶ、町の人びとの暮らしを支え続けてきた小さな橋の人道橋です。
 
大正時代、岐阜県から上京し、木場5丁目に医院の開業をしていた新田清三郎さんが、昭和7年(1932年)、不慮の事故で亡くなった夫人の霊を慰める「橋供養」の意味を込めて、近所の多くの人たちと協力して架けられたものです。
 
当初、「新船橋」と名付けられたが、町の相談役としても人望が厚く、「木場の赤ひげ先生」的な存在であった新田医師は、亡くなった後も地域の人々から愛され、いつしか「新田橋」と呼ばれるようになりました。
 
また、映画やテレビの舞台ともなり、下町の人々の生活や歴史の移り変わり、出会いや別れ、様々な人生模様をこの橋は静かに見守り続けてきました。

 <旧新田橋 諸元>

橋梁形式  一径間ワーレン鋼構橋
橋長  23.355m
橋梁幅員  1.806m
塗装色  茶系(昭和7年(1932年)架橋当時の塗装色を再現)

※ 塗装色は護岸工事により架替えられるまで赤系の色が塗られ赤い橋としても親しまれた。

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