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東京都江東区の歴史
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所在地 江東区猿江1-11-15 (重願寺)

  関根正二墓
 関根正二は、若くして世を去った天才的な画家です。
 明治32年(1899)に福島県西白河郡大沼村(白河市)で、9人兄弟姉妹の第4子二男として生まれました。明治40年(1907)に関根家は正二だけを残して上京し、正二も翌年上京して猿江に住み、東川小学校に通いました。大正元年(1912)に小学校を卒業すると、近くに住む伊東深水の紹介で東京印刷株式会社図案部に勤め、夜は夜間中学に通いました。翌年より、深水の勧めで画を描き始めました。
 大正4年(1915)、16歳の時、第2回二科展に「死を思ふ日」を出品し入選しました。以後、毎年二科展で認められ、第5回二科展で、「信仰の悲しみ」「姉妹」「自画像」が入選し、樗牛賞を受賞しました。
 若手の才能ある画家として、将来を期待されましたが、大正八年(1919)6月、肺結核のため、21歳の若さで亡くなりました。
 現在は、正二の姉の嫁いだ奥田家の墓に埋葬されており、戒名は「覚誉道順信士」です。
 平成8年(1996)3月 江東区教育委員会











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