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東京都江東区の歴史
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所在地 江東区常盤1-3-12 (芭蕉稲荷神社)

  『 史蹟 芭蕉庵跡 』 大正10年(1921)指定

 俳聖芭蕉は、杉山杉風に草庵の提供を受け、深川芭蕉庵と称して延宝8年(1680)から元禄7年(1694)大阪で病没するまで、門人の杉山杉風の生簀の番屋を改築して芭蕉庵として住んでいました。ここを本拠とし「古池や蛙飛びこむ水の音〔貞享3年(1685)春・芭蕉庵・詠〕」等の名吟の数々を残し、またここより全国のの旅に出て有名な「奥の細道」等の紀行文を著した。
 ところが芭蕉没後、この深川芭蕉庵は武家屋敷となり幕末、明治にかけて滅失してしまった。
 たまたま大正6年(1917)津波来襲のあと芭蕉が愛好したといわれる石造の蛙が発見され、故飯田源次郎氏等地元の人々の尽力によりここに芭蕉稲荷を祀り、大正10年(1921)東京府は常盤1丁目を旧跡に指定した。
 昭和20年(1945)戦災のため当所が荒廃し、地元の芭蕉遺蹟保存会が昭和30年(1955)復旧に尽した。
 しかし、当初が狭隘であるので常盤北方の地に旧跡を移転し江東区において芭蕉記念館を建設した。
  昭和56年(1981)3月吉日 芭蕉遺蹟保存会


                        江戸名所図会より
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