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東京都江東区の歴史
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所在地 江東区古石場1-2-10

 妙榮稲荷大善神(妙栄稲荷大善神)
当 妙栄稲荷大善神の御本尊は寛永年間の頃、当地に下屋敷を構えていた。松平越中守の屋敷内に安置されていたと言われ越中守の護り本尊として家運の繁栄と火防けの神様として熱心に信心した稲荷と言われる。維新後明治政府により大名の廃藩が行なわれた際、大名の領地は国有地や一部は一般に開放された越中島の地名は越中守所有の島の意である。
当時、エ中守の留守居役だったと言われる鎌田氏が此の一帯を下賜された時にお稲荷さんも戴き守護神として代々祀っていた。其の後幾多の変遷が有りましたが最後には町会で管理することになりました。震災(大正12年〔1923〕)後この辺いったいは区画整理が行なわれた時、現在の地に安置される。以後社殿も町内の皆様により立派な社殿となり町内の安全と繁栄の守護神として深い信仰を集めて居ります。
 昭和61年(1986)4月吉日 吉石場1丁目西町会




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