忍者ブログ
東京都江東区の歴史
[124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



所在地 江東区新大橋3-1-15 (八名川小学校)

江東区登録有形文化財(歴史資料)
 新大橋橋名板
     平成18年(2006)10月27日登録



 この橋名板は、明治45年(1912)に架けられた新大橋の橋名板で、現在の新大橋(昭和52年〔1977〕完成)に架け替えられるまで、江東区側の正面上部のアーチを飾っていたものです。
 新大橋は、隅田川にに架かる三番めの橋として、元禄6年(1693)に架けられました。明治時代になり、橋の交通量が増加したため、それまでの木製の橋から鉄橋に替わり、同時に約200m上流の現在地に架けられました。
 周囲の飾りは大半がはがれ落ちてしまし、中央の「志ん於ほはし」(しんおおはし)の文字も跡が残るのみとなっています。写真は昭和30年(1955)ごろの新大橋ですが、文字は「志んおおはし」となっています。おそらく戦後、橋の改修をした時に文字の部分も修復したのでしょう。
 昭和48年(1973)に新大橋の架け替えが決定し、それまでの橋が取り外されることになりました。八名川小学校PTAを中心とした地域の人びとは、町のシンボルとして親しまれてきた橋の記念として、この橋名板を保存することを希望し、ここに残されました。
 なお、中央区側の橋の一部は、明治の面影をとどめる橋として明治村(愛知県犬山市)に移され保存されています。
 平成18年(2006)11月 江東区教育委員会
PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
サイト内検索
アクセス解析
プロフィール
HN:
永山
性別:
男性