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東京都江東区の歴史
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所在地 東京都江東区富岡1-19、2-7(八幡堀遊歩道)

 国指定重要文化財(建造物) 
旧弾正橋(八幡橋)
         昭和52年(1977年)6月27日指定

 八幡橋(はちまんばし)は、東京市で最初に架けられた鉄橋である。長さ15.2m、幅2m、単径間アーチ橋の形式をとる。アーチは鋳鉄製で五本の直材をつなぎ、その他の引張材は錬鉄製の鋳錬混合である。
 もとは、京橋区(中央区)の楓川に架けられていたものである。経緯については、『八幡橋新橋来歴』に詳しく記されている。



 この橋は明治11年(1878年)、東京府の依頼により工部省赤羽製作所で製造された。国産第1号の鉄橋である。はじめは弾正橋(だんじょうばし)と称していたが、大正2年(1913年)の市区改正により新しい弾正橋が架けられたため、元弾正橋と改称された。さらに、関東大震災後の帝都復興計画により廃橋となり、昭和4年(1929年)、現在地に移設された。富岡八幡宮の東隣りであるため、名称も八幡橋と改められた。以来人道橋として活躍してきました。昭和52年(1977年)近代橋梁技術史上価値の高い橋であることから、国の重要文化財に指定されました。また、アメリカ人技師スクワイアー・ウイップルの特許を基本としたところから、平成元年(1989年)10月、国内で初めてアメリカ土木学会より『栄誉賞』を受けました。

 現存する鉄橋としては最古に属するものであり、また、菊の紋章のある橋としても有名である。鋳鉄橋から練鉄橋に至る過渡期の鉄橋として、近代橋梁史上貴重なものであるとともに、独特な構造手法を用いて施工してあり、技術史の上でも価値の高い橋である。

     江東区教育委員会

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