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東京都江東区の歴史
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所在地 江東区越中島2-1-6 (東京海洋大学 越中島キャンパス)

  第一観測台(経緯儀室または赤道儀室)
   八角形2階建煉瓦造 建坪8坪6合
明治35年(1902)霊岸島校舎より越中島新校舎に移転した後の施設充実の一環として、明治36年(1903)6月に建設され、航海用天体歴の研究用および航海天文学教授用として使用された記念建造物で、内部には、当時としては最新鋭の東洋一といわれた7吋天体望遠鏡(Theodolite)を備え、望遠鏡は分銅式によって天体の運行に等しい速さで回転するようになっていた。屋根の半円形ドームは手動で360度の回転が可能であり窓は二重になっていた。
昭和の初期までは時折り授業にも使用されたが、昭和10年(1935)頃以降は学生の同好会「天文部」部員の手により、天体の観測に利用されていた。昭和20年(1945)終戦直後、校舎を米進駐軍に占領された後、内部施設も撤去され、現在は望遠鏡の台座が残っているに過ぎないが、輸入煉瓦造りの八角形の建物は貴重なもとのされている。


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